設置事例|城整形外科

城整形外科
撮影後5秒で画像を表示できすぐに診察をはじめられる

写真:日本整形外科学会専門医
院長 医学博士
城 武俊 氏日本整形外科学会専門医
院長 医学博士
城 武俊 氏

整形外科の診察において、診断の一助としてX線撮影は重要な役割を担っている。城整形外科(横浜市保土ヶ谷区)では、月間1500枚前後のX線撮影を行い、2002年の開院からわずか2年あまりでフィルムの保管棚に空きスペースはなくなり、またフィルムの保管・管理などの業務負担の大きさも問題と認識していた。その解決策として、2004年に導入されたのがDR方式の撮影システムである。

従来の問題点~フィルム管理の労力と保管場所~

写真従来のCRのようなカセッテ運搬・交換の必要はなく、読み取り装置も不要

撮影したX線フィルムの保管・管理業務など、X線撮影に関わる一連の作業が診療所スタッフにとって多大な労力となっていたことに加え、撮影フィルムなどの保管場所の確保も急務となっていた。フィルムを必要なときにすぐに参照できるように整理整頓しておくには、撮影のたびに、袋を用意し、ラベルを貼り、日付や撮影部位、氏名、診察券番号などを記入、同様にフィルムにも各種情報を記入したうえで、棚に収める必要があった。フィルムの保管するスペースも、開院からわずか2~3年あまりで一杯となっていたうえに、撮影に必要なフィルム、現像液などの消耗品の保管や在庫の管理作業も煩雑であった。また、従来のアナログ撮影システムでは、撮影時にカセッテの交換・運搬や暗室に入っての現像作業などが伴い、労力と時間がかかっていた。

優れた操作性と経済性

写真 1枚のセンサーで立位・臥位・ハンディの3役に対応できる。

問題の解決を図るため、城先生は「CR」というタイプのX線撮影機器を候補に考えた。これは画像をデジタル化はするものの、撮影ごとにカセッテの交換・搬送が伴うことは従来のアナログ方式と変わりはなく、またカセッテを読み取る装置も必要である。既にCRを使っている医師仲間に聞いても、実際にフィルムレスで運用できているケースは少なかった。これでは労力や保管場所の削減、そしてスピード化には有効ではないとの結論に至り、「DR」タイプのX線撮影機器に候補を絞り込んだ。しかし、医療専門雑誌の記事で紹介されていた海外メーカーの病院向けシステムの価格は数億円にもなる。情報収集を進める中で、この最先端のX線撮影機器をキヤノンが取り扱っていることを知り、すぐに問い合わせを行った。そして、シンプルな操作性と経済性に優れたDR方式の撮影システムを導入した。

ポイント

診療報酬のデジタル加算、消耗品や労力削減によるコスト削減効果

コスト的観点では「DR方式の撮影システムの採用によりデジタル加算が受けられることに加え、アナログ撮影の時のフィルム/現像液の購入や在庫管理、廃液処理費用、自動現像機のメンテナンス費用などは一切不要ですし、保管スペースも有効に活用できます。また、数値化は難しいのですが、省力化により生まれた余力で他の業務を行ったり、患者さんへの対応が手厚くなったことを考えると、トータルでプラスだと思います」(城先生)

やりがいとゆとりのある職場環境づくりにつながる

診療所スタッフの強い支持も決め手になった。「撮影したX線フィルムの保管や管理、カセッテの運搬などを手伝ってくれていたスタッフからは、『ぜひこれを採用して欲しい』と言われましたね。私も、同じ仕事をするなら、頭を使った、やりがいのある職場にしたいと思っていました」(城先生)

写真:日本整形外科学会専門医
院長 医学博士
城 武俊 氏「デジタル加算のあることや消耗品が不要になることでのコスト削減効果も大きく、総合的にみて大変いい時期に導入することができたと感じています。労力軽減とスピード化は、患者さんの負担軽減にもつながりますし、私も診察に専念しやすくなりました」(城先生)

導入効果

フィルム保管・管理などの労力の大幅な軽減

撮影画像データは、デジタルデータとして保管・管理するため、従来の袋ファイルを作成し、棚から出し入れするといった煩雑な作業が一切なくなった。また、カセッテ交換・運搬や暗室での現像作業も不要となり、現像中やフィルム入れ替え時に露光してしまい再撮影といったトラブルの心配も減った。

フィルム保管場所の削減/再利用の効率化

撮影フィルムの保管スペースを削減することができた。同時に、フィルムや現像液などの消耗品の在庫スペースと発注管理も不要になった。また以前のフィルムと比較する際にも、即座に画像データを検索、ディスプレイ上に表示でき、その早さに患者さんも驚くほど。

適切な診断・処置をよりスピーディーに提供

撮影から数秒で、画像が表示でき、患者さんを待たせることなく、すぐに診断・説明を行える。また、従来のフィルム方式は、部位に応じて各種サイズのフィルムを用いていたが、DR方式の撮影システムでは有効撮影範囲をフルに使えることから、必要な部位が撮れていないということが大幅に減った。再撮影の必要がどうかの判断も即座に行える。

システム構成

図:システム構成図

写真撮影後5秒で画像を表示できすぐに診察をはじめられる

X線曝射から5秒でDR操作部モニターに撮影画像が表示。再撮影の必要有無などを即座に確認したうえで、診察室にあるViewer Systemに送られる。表示画像は、回転、反転、ズームなど各種画像処理が可能であり、患者さんへのわかりやすい説明にも役立っている。

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